大雪の夜の話➃

現在20時過ぎ。長野のある村で車はスリップし動かす。

あたりは真っ暗で雪もあり回りがみえません。

寒いし、どうしたら、、

少しあたり歩いてみると近くに家の電気が。
日本昔話のようですが本当にあった話です。

とにかく寒いながら家の明かりに向かって歩きます。

何とか家についてチャイムをおします。

、、、反応なし。

もう一度。

、、、反応なし。

昔の家は広いので、中のあからは見えて人はいると思うのですが、反応ありません。

玄関ドアをたたいて、すみませーん、と大声。

反応ありません。

おそらく高齢者、雪の影響もあり耳が遠く反応しません。他は雨戸で中はみえません。
人はいるのですが反応がないのです。

そして、寒い。流石に耐えられず、一晩車で過ごすことも覚悟し、車に戻ります。

念のため車を動かすと、なぜか動く!

そのまま、車を動かし、迷いながらも保養所に戻りました。

なぜ、あの時車が動いたか今でもわかりませんが、大変ありがたかったです。

そして、あそこはどこだったのか。

とにかく車が動いてよかったと思っています。

終わり。

吉祥寺いろはメンタルクリニック 日比