ノスタルジーアンドバイ

たまたま入った本屋で見覚えのある表紙を見つけた。青を主としたさわやかな表紙だ。なんだか特別な感じでしばらくみなくても覚えている表紙。ちびまる子ちゃんの一巻である。しかし、よく見るとちびまる子ちゃんではなく、ちびしかくちゃんと書いてあり、確かにまるちゃんの顔は丸でなく四角だ。あ、しかくちゃんか。

誰が買ったのか小さい頃おねだりして買ったのか家にはちびまる子ちゃんのコミックが何冊かあった。なんとなく退屈な夏休みに暑いなあと思いながらちびまる子ちゃんを寝転がって読んだ思い出がよみがえる。長野の夏は涼しいという母親の方針で家にはクーラーはなかった。今は犬のためにエアコンつけてますが。

なんだかちびまる子ちゃんの世界はすごい古いようでそうでもなくて。小学生の頃のなんだかやる事もなく時間ばかりがあった頃を思い出す。小学生の頃の友人は今はどうしてるんだろう。けっこう仲良くていつも遊んでた伊藤くんとか。伊藤くんは中学になってクラスが変わって部活も別々で。しばらく見なかったら伊藤くんは学校来なくなってた。それから会ってない。

なんだかそんなのもちびまる子ちゃんの世界につながってる。小学生の頃は何考えてたかわからない。なんとなく過ごしてたかな。何となく色んな仲間がいた気がします。

実家に帰ったらまたちびまる子ちゃんあるかなと思ったけどがまんできなくてアマゾンでちびまる子ちゃんを全巻セットで注文してしまいました。中古で、大人買いです。

吉祥寺いろはメンタルクリニック 日比慎太郎