生活習慣が大事です。
生活習慣病というと糖尿病や高血圧が思いうかびますよね。健康診断等で指摘されると食事療法や運動療法を提案されます。
実はうつ病や不眠も生活習慣病の様に感じる事があります。診察で話を伺うと毎日朝早くから多忙な仕事。締め切りが迫ってお客さんから無理な注文をされたり。最近では働き方改革で残業はひかるように会社は指示してきますが肝心の仕事は減りません。結果として残業しないために昼休みは取らずに仕事をしています。残業代も減って働き方改革はいいことがないなあなんて話を聞きます。
その結果、眠れない、疲れが取れない、気持ちがふさぐといった症状が現れます。問診の際、生活習慣を伺うと特徴的なのは睡眠時間が短いこと、寝る時がばらばらな事が多いです。また、週末には昼まで寝ている方も多いです。これも立派な生活習慣です。
お薬も大事ですが、頭を休ませるにはまず睡眠です。通常では7時間、疲れて調子が悪い時は8時間を目標にとりましょう。起きる時間は統一です。同じ時間に起きましょう。続ける事で夜は同じ時間に眠くてなっていきます。体内時計をつかさどるメラトニンが十分に作用するようになっていきます。
イチロー選手はルーチンとして朝はカレーを毎日食べる習慣があると聞いた事があります。体のリズムを維持するために習慣化していくこだわりでしょう。有名人にもイベントの際は食事や衣類、右足から外にでるといったこだわりを持つ方も多いようです。
皆さんは何がこだわりはありますでしょうか?毎日のパフォーマンス維持のためにも生活習慣、睡眠習慣を維持していく事は大事かもしれませんね。