漢方薬のつかいかた

こんちには。漢方薬のカラフルなパッケージをみるとどうしてもお風呂に入れたくなり、だんだん寒くバスクリンな季節だと思います。どちらもツムラです。漢方薬はツムラさんが大手ですが、他社さんもございます。バスクリンを飲んだり、漢方薬をお風呂に入れてもあまり効果はないと思いますのでやめたほうがいいです。

私も診察の場で漢方薬を処方することはありますが漢方薬の印象としてはまず副作用が少ない。一般的なメンタルのお薬に特長的な眠くなる、依存性の心配、だるくなるといった事はかなり少ないと思います。少しづつ効果が出てきて、体になじみ体質的な改善につながるのが漢方薬のいいところだと思います。

めずらしいのは食前に内服が望ましいようです。空腹時のほうが体への吸収がいいようです。ただ、中にはちょっと苦いのもあります。良薬口に苦しですけね。以前より、メンタルの薬は口の中で溶けるものや液体の薬等バリエーションが増えましたが、漢方は錠剤はなく粉薬のままですね。オブラードや飲みやすいものとうまく内服するといいかもしれませんね。

診察の時に漢方薬等処方の希望があればご相談くださいね。

寒くなると葛根湯はからだをあたためます。

日比慎太郎